
瓦で食べるそばといっても、全然想像がつかなかったのですが、メニューによると、「明治十年の西南の役において、熊本城を囲む薩摩軍の兵士達が、野戦の合間に瓦の上に野草や肉を焼いて食べたのがその起源らしく、それをヒントにしてできた山口県下関の郷土料理」らしい。

瓦そばで使われるそばは茶そば。これがまた初めての食感で興味深い。瓦の上にそばがの載っているのですが、そばの下側は瓦の熱ですでにぱりぱりに。モダン焼きみたいな状態になっています。そして、その上に卵と牛肉・葱・レモン・大根おろしが。
食べるときは、まずレモンと大根おろしを出汁にいれ、そして麺をそのなかにいれていただきます。写真は2人分ですが、結構なボリュームでした。
そもそも、このお店は、下関の小さな漁師町にあるねり店屋の孫娘が関西に嫁ぎ、本格ねり天が食べられるというのもウリの一つ。そこで、某アイデアマンの発想から登場したねり天丼が名物メニューの一つでした。

お昼時間にもなると、席がすっかり無くなってしまうほどの人気のお店。まさか、実家の近くにこんなユニークな料理をいただけるお店があるとはちょっとビックリしました。

この日は、当麻あたりを散策しましたが、当麻寺付近にも老舗のそば屋やすき焼き屋、カフエなどがあったりするなど、穴場のスポットがおおいです。ぜひ一度散策されるとよいかも。

【データ】はしもと商店 電話:0745-48-8410
住所:奈良県葛城市當麻350

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