2013年05月14日

崇明島は麦の穂が美しい季節

 月に何回かは、私の休日を利用して上海郊外の崇明島にいって、野菜を買いにいっています。別に無農薬とかを意識しているわけではないのですが、とにかく農民達が売っている野菜は鮮度がいいんです。ただ、朝6〜7時ぐらいが市場が一番賑やかな時間帯のようで、この時間帯を逃してしまうと、農民達の市場はなくなってしまいます。(^_^)

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 今の季節は、地元の夏野菜はまだ時期がはやいですが、豆類が美味しい季節です。我が家でもソラマメをどっさり買いました。この時期の上海料理には欠かせません。値段は、上海市内の半分以下になります。同じ上海でも、これだけ物価が違うんです。

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 現在、長江は禁漁期で、魚介類はちょっと不利なのですが、それでもいくつか珍しいものが。今日は、小さめのアンコウが出ていたので、買って帰りました。そんなこともあろうかと、クルマにはクーラーボックスを積んであり、帰り際に市場で氷をもらって積めて帰りました。

 その後、いつも行きつけの「農家楽」でお昼をいただき、麦畑の農道にクルマを泊めて、小休止。

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 麦畑を漂う麦の穂は、風になびくと本当に美しい。しかも、木々も風になびくので、サラサラといい音がするのです。上海では、人のいない静かな場所は本当に貴重だと思います。

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 さて、アンコウですが妻は料理したことがなく、とりあえず紅焼にして出て来ました。川魚とちがって臭みがないので、とっても美味しい。

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 実は、知り合いの上海人が浙江省の舟山で大黄魚を取引していて、時々いただくのですが、とっても美味しい。舟山は中国でも数少ない大黄魚が捕獲できるエリア。また上海料理で数少ない海の幸なので、基本的に我が家では味も淡泊に蒸し上げる「清蒸」にしています。臭みがあまりなく、骨も刀魚のように多くないので、上海では大黄魚は高級魚になってしまいました。接待料理では、1匹1,000元以上でレストランに並ぶと聞いて驚きました。それほど、大黄魚は上海人が好きなのです。

posted by 藤田 康介 at 09:53| Comment(0) | ここは上海なり
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