そこで、上海駅にあるいつも私が香港バージョンを買いにいっている店の値段をみてみると、全色揃うそうです。16Gの灰色が4850元、銀色が6350元、そして話題の金色9380元ととんでもない値段になっています。こうなると元値の倍の値段ですよね!しかも16Gの容量で。。。。国慶節を過ぎると、本格的に入荷されるそうなのでそういうことはなくなると思いますが、それでも高いです。
ただ、今回は前回のiPhone5のときと違って、中国でも世界同時発売されたので、香港などの密輸版に頼らなくてもいいというのは有難いこと。いつもは新発売は1〜2ヶ月は遅れるので、ちゃんと三包保証つきの正規版がリアルタイムで手に入るというのは実はすごいことなのです。
さて、そういうことで中国のAppleストアでもiPhone5Sは手に入れることができますが、残念ながら今予約しても10月入荷らしい。ちょっと前までは10月10日前後に入荷だったのですが、今ではざくっと10月入荷の表示のままです。

では、上海駅まで行かなくても手に入れる方法があるかといえば、じつは金色と銀色に関しては、数量限定で上海市内のAppleストアで当日購入する方法がありました。なお現段階の灰色に関しては、店に在庫があれば手に入るとのことです。
さて、この注文予約方法が中国らしくて結構面白い。
まず、購入する日の朝6時にインターネットで当日予約をします。
アドレスは、中国のAppleのHPから入れますが、http://www.apple.com/cn/retail/iphone/ になります。

朝6時に携帯のショートメッセージを使って、「iPhone」という本文メッセージを10698000009501におくります。そうするとオーダー番号が送られてきます。この番号は24時間有効だそうで、次の日は使えません。

すると、申し込み番号が送られてくるので、自分の携帯番号とそれを入力します。

次の画面で、取りに行くAppleストアを選びます。いま、上海では浦東陸家嘴、南京東路、香港広場の3箇所があります。
もし在庫があれば、ひとつひとつ選択して入力できます。ちなみに、中国では中国電信用のものとGSM用のSIMフリーのiPhone5フリーの2つのバージョンがあります。私は聯通ユーザーなので、後者を選択。容量は、いまの32Gがいっぱいになってきたので、64Gに。色はどうせカバーをつけちゃうので金色じゃなく銀にしました。
その後、メールアドレスや名前などを入力しますが、身分証明番号の覧は、外国人ですのでパスポート番号でOKです。最後に、夜10時までのあいだに1時間刻みで設定された受取時間を指定して完了。程なくすると、確認メールが飛んできます。支払いは当日にAppleストアにいって行います。
ここまで半信半疑で実行してみましたが、なんとか無事最後まで到達し、クリニックへ出勤。

この日は夜までの診察の日だったので、診察修了後に浦東のAppleストアにでかけてみました。約束の時間よりも30分ほど前に到着しましたが、店員さんにパスポートを見せると、並ぶこともなくすっとiPhone5Sの銀色、64Gが出て来ました。結構拍子抜けです。

ちなみに、ついでにAppleオリジナルのケースを買おうと思いましたが、こちらは全色売り切れだそうでこれもびっくり。買う人は買うんですね。
そんなわけで、思い立ってまあまあ直ぐにiPhone5Sを無事に入手することができました。

あとはしっかりと使い込むだけです。写真やPDFなどデータを見ることが多いので、64Gというのは助かります。これから1年間ほどはこのiPhone5Sでいきたいと思います。もちろん、これまで使ってきたiPhone5はうちのスタッフのところで第2の人生を送ることが決まりました。

【趣味の世界の最新記事】