2013年10月27日

資料データ化の救世主かもしれない

  前回、日本に戻ったときに買って来たPFUのスキャナ、ScanSnap SV600ですが、Mac向けのドライバが出ておらず、しばらく箱の中で眠っていました。それが、Mac OS X Mavericksの登場に合わせたようにドライバも発表され、さっそくインストールして使ってみました。

IMG_7293.jpg

 これまで、自炊用にはScan Snap S1500を使っていました。スキャン速度には十分に満足していましたし、画質も悪くないのですが、決定的な欠点がありました。それは、本をばらさないと(もしくはコピーしてからでないと)スキャンできないということでした。さらにB5〜A3サイズはスキャンできないというのも困っていました。

 そこで登場したのがSV600。

 こういう創意工夫のある製品は楽しいですね。さっそくドライバをインストールして使いました。

 私のiMacには以前にかったS1500が接続されているのですが、これにSV600を接続してもおなじSV600向けのScanSnapManagerで起動できるみたいです。ただ、同時にスキャンすることは出来ない仕組みみたいです。

 さっそくスキャンしてみました。

 まず、厚さ1.5センチ程度の書籍。クリップで本の端を固定してScanのスイッチを押すと、まるでロボットが動くかのように光のスジが動き出し、スキャンがはじまります。音は極めて静かで、「おおお!」とちょっと感動。

IMG_7296.jpg

 たしかに、コピー機タイプのスキャンをつかえばいいとも思ったのですが、どうしても本へのダメージが出てしまうので、非接触タイプというのは素晴らしいと思います。

 そのあと、パソコンに取り込まれPDF化してくれます。本は、どうしても厚みがあるとページの端などが曲がってしまうのですが、それはソフトウエアのほうで修整してくれます。まあ、よくみると多少ゆがみはあるようですが、でも上出来です!

スクリーンショット-2013-10-26-7.38.jpg

 もちろん、この大きさだと中国の新聞のスキャンもOK。剪刀でスクラップしてスキャンするという作業が、直接スキャンして保存という形になりそうですね。そうすると、資料あつめのときに新聞の裏面を気にしなくてもいいから便利です。(中国ではいまだにネットに出ていない雑誌・新聞が多いのです。)

IMG_7295.jpg

スクリーンショット-2013-10-26-7.10.jpg

 ちなみに、このSV600には電源スイッチがありません。どうやってoffにするのか迷っていたのですが、Stopスイッチを長押しすると電源が落ちました。

 自分の仕事スタイルを変えてしまうような機械類。私は大好きです。



posted by 藤田 康介 at 08:39| Comment(2) | 趣味の世界
この記事へのコメント
はじめまして。kazuといいます。

これ、きっといいですよ。
http://mediadrive.jp/products/et/
OCRしておけば、後で文字列検索もできます。
私もまだ使っていませんが、導入を検討しています。。。
Posted by kazu at 2013年10月27日 20:18
 コメントありがとうございます。
 私はEvernoteのOCR機能を使っています。中国語も日本語もOCR出来ていました。結構使えますよ。
Posted by 山之内 淳 at 2013年10月28日 05:58
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