前回の日本出張は東京だったのでしっかりとした天然温泉に入れず、もうかなり前から天然温泉パワー切れになっておりました。もちろん、上海の極楽湯では天然成分は補えませんから。それぐらい温泉キチガイの私なのです。(^_^)
12月9日から仕事で長崎空港から九州に入りました。長崎ー上海というのはMUが飛んでいるのですが、1000キロないのですね。飛行時間は1時間15分でした。

12月9日の上海の大気汚染は酷かった。PM2.5が300㎍/㎥とか400㎍/㎥とかそんなレベルで、しかも結構な濃霧。こういうときは空気が臭うんですよね。機密性がよくない室内にいるともやっとした感じなることもあります。
ただ、飛行機はほぼ定刻に出ているようで、12月6日のようなことはなかったです。

たった一時間だけど、今回はワケありのビジネスクラス移動。
エコノミーのチェックインカウンターは混んでいたけど、ビジネスはガラガラ。さっさと手続きを済まし、MUのラウンジで仕事をしながら朝食も済ます。ただ、ラウンジから搭乗口まで歩かされた〜。


1時間程度のフライトなので、とくにどうってことないけど、貸しきりのビジネスクラスでいろいろと客室乗務員さんと交流しました。でも、機内食は良かった。量も少ないし、味もなかなかでしたよ。エコノミーでもこれぐらい出してくれたらなあ。


上海はスモッグで、太陽も出ていないけど、上空は気持ちいい青空でした。久しぶりにすっきりと太陽をみて感動しました。
長崎空港は海上空港だということをはじめて知り、クルマに乗ってさっそく嬉野温泉へ移動しました。とにかく空気が美味しい。上海からたった1時間で、こんな自然豊かなところに来られることに感動しました。中国国内旅行だったら、上海から4時間クルマ運転しても難しいのです。大陸で生活している者のなの感覚ですが、昨今の大陸の汚染問題も考えると、実は日本の地方にとってはものすごいチャンスなのです。

高速道路からみる色づいた山々は本当に良い感じです。左手に海を見ながら。。。。

お昼を温泉街の豆腐専門店でいただきました。嬉野温泉はお豆腐が有名とのこと。湯豆腐は温泉成分の関係でとろみが増強されるのだそうです。

しかし、なんといっても嬉野温泉は美肌の湯で有名です。無色透明の重曹泉で弱アルカリ性。源泉の温度はなんと85〜95℃。しかも地下20〜30メートルからの湧出らしい。こういう本物の温泉はたまりません。


今回宿泊したのは大正屋さん。素晴らしいお庭を楽しみながら入浴できる「滝の湯」、広大な「四季の湯」。どちらも魅力いっぱいでした。



手の込んだお料理には、もちろん佐賀のお米、佐賀の牛肉も登場。日本の食文化の豊かさを感じながら、上海で汚染された肺の掃除をするのでした。


実は今回、長崎県と佐賀県は初上陸。とくに長崎県は以前から中国大陸とは繋がりが深いエリア。今度時間をみつけて長崎市内も散策してみたいと思いました。
【データ】嬉野温泉 大正屋
http://www.taishoya.com/