2017年12月31日

2018年は上海竜華寺の除夜の鐘と初詣でスタート

IMG_0784 (1).jpg
  我が家が上海に居るときに毎年初詣に行くのが上海竜華寺。
 上海市内中心部にはいくつか有名なお寺があるのですが、上海市内で最も規模が大きく、歴史が古いお寺が竜華寺で、伝説では1700年前に、呉の国の孫権が、母親のために建てたとも言われています。地元では、健康を祈願する竜華寺、商売繁盛の静安寺、立身出世の玉仏寺とも呼ばれています。

IMG_0781 (2).jpg

 元旦の竜華寺と言えば除夜の鐘つきイベントが有名で、私が上海に来る前の1991年から行われていて、今やすっかり上海市の新暦の大晦日の定番イベントになっています。もちろん、中国では春節こそが新年という人が大部分ですが、上海では外国人も多く、12月31日の大晦日カウントダウンや除夜の鐘もすっかり定着した感じもします。

IMG_0789.jpg

 ところが、大晦日の拝観料は400元(約6800円)ととんでもない値段。20数年も上海で暮らしておきながら、私も行ったことがなかったのですが、今回は年初から政府からのご招待のチャンスがあり、それでは!ということで行ってきました。ただ、日本人をなんとか22人連れてきて、私自身が舞台に立ってイベントに参加して欲しいという依頼つきで。

 実は、この除夜の鐘は、単に竜華寺のイベントではなく、新年早々の区政府の観光イベントの一環。そこで世界各地の観光客を招待するための枠があるのだそうで、区政府に勤めている上海人から新年早々の任務を頂いたというわけでした。

IMG_0807.jpg

と言うわけで、うちのクリニックからも募集をかけ、スタッフのほかにも興味のある患者さんや日本人の留学生も含め、20人で出掛けました。

 数千人が入る大きな講堂でのイベントですので、お寺の境内に入る安全検査も厳しい。しかし、屋根付きの施設ですので、言うほども寒くなく、前座に歌あり、踊りありで結構楽しめました。

IMG_0797.jpg

IMG_0794.jpg

 その中でも、圧巻だったのが僧侶による読経。大きな木魚のリズミカルな音をバックに、ドライアイスがモクモクと立ちこめ、肩書きが沢山有る僧侶達が檀上から降りてきて、参加者に水をまくというもの。みんなその水しぶきを少しでも感じたいと必死です。

 そして、外国人代表として記念品の贈呈式。まさか、新年早々舞台に上がるとは思いもしませんでした。頂いた記念品は、上海ならではの文具セット。環球金融センターは栓抜きのほうが良いとは思うのですが・・・・。

IMG_0810.jpg

 最後は、鐘つきイベント。境内には2箇所に鐘が設置されていて、このうち講堂内に設置された鐘をつきに、行列を作ります。とはいえ、ここは中国。鐘つき希望の人たちが、今か今かと殺到するので、混乱が発生しないように、人員整理にはもの凄く気を遣っていましたね。ガードマンや公安も待機していました。

IMG_0807.jpg

 さて、〆は恒例の年越しそばならぬ、年越し麺。
IMG_0809.jpg

 上海エリアでは蕎麦を食べる習慣はあまりありませんが、長寿や健康を祈って、麺を食べる習慣はあり、とくに年末年始、春節前後には、肉類を一切使わない精進麺を食べること多く、この時期は竜華寺でもボランティも出動して、参拝客に麺を振る舞うことになります。

 素朴なのですが、具も沢山入っていて美味しいもので、我が家でも初詣に行くときは必ずいただきます。

 2018年も一年間無事に過ごせますように。


日本行きのスケジュールはこちらからどうぞ。
東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | ここは上海なり

2017年09月06日

上海のタクシーに乗るときは運転手に注意を!飲酒運転も

IMG_7572.jpg
(タクシーのハードは良くなったが、運転しているのはやっぱり人間。)

 上海生活で、日本人でもお馴染みのタクシー。確かに、地下鉄や路線バスが整備され、しかもシェア自転車が普及してタクシーに乗る回数は減りましたが、まだまだ利用することも多いでしょう。

 しかし、少し気になるニュースです。

 2017年8月末に、今年上半期で上海市の警察が、バス・タクシー・トラックなど運輸用事業車両の事故事故状況を発表しました。このなかには、悪名高いダンプカーや、スクールバスなども含みます。

 それによると、これら運転のプロであろう人たちが運転するクルマが関わる総事故件数は117件で73人が死亡しています。

 このうち、タクシーで発生した事故は45件で、24人が死亡し、31人が負傷。なんと、トラックやバスよりも死亡者が多く、トップになっています。事故の原因には、速度違反のほか、飲酒運転や信号無視などちょっと考えられない理由が並んでいます。タクシー運転手の飲酒運転は厄介です。

 タクシー運転手そのものに関しては、前々から色々問題になっています。昼間だと居眠り運転が心配だし、運転が荒い運転手も非常に多い。少しでも稼ぎを出すために無謀な運転をし、不快な思いをした人は多いことでしょう。目の前で客を乗せていたタクシーが、電信柱に突っ込む事故を目撃したことがあります。とにかく無茶なんです。

 一方で、路線バスによる事故は41件で、23人死亡、35人が負傷しています。速度違反のほか、免許証不携帯や操作ミスなどもありました。とくに、上海巴士第一公共交通有限公司と上海巴士第四公共交通有限公司は、2016年以降違法件数では多い会社として指摘されています。

 長距離バスに関しては、事故件数9件で、死亡者7人、5人負傷と比較的少なかったようです。長距離バスは年々規制が厳しくなっていますからね。

 ただ、恐ろしいのはダンプカー。18件の事故のうち死亡事故は16件あり、18人が死亡し、5人が負傷しています。ダンプカーが絡む事故は、本当に命取り。ダンプカーには絶対に近寄らないようにしたいところです。

  私自身は、タクシーはなるべく乗らず、もし乗るときも流しには乗りません。スマホで呼ぶようにしています。ただ、上海市内は便利になり、地下鉄+シェア自転車で十分です。そして遠出をするときは自分で運転するようにしています。そもそも、上海で運転免許をとるために教習所に通ったきっかけは、上海のタクシーの運転があまりにも怖かったから。

 上海に20年以上暮らしていると、日本人で交通事故に遭って無くなるというケースはよく耳にしました。特に、空港へ行く高速道路は要注意です。タクシー事故で日本人で子どもを含めた家族が亡くなったということもありました。信頼できる運転手を探しておくのも一つの対策だと思います。そして、危ないと思ったら降りること。

 いずれにしろ、上海ではタクシーは安全と体の運動のためにもなるべく乗らないことが正解だと思います。
 ま、日本ではそう頻繁に乗りませんしね。バス+地下鉄+シェア自転車で十分です。

日本行きのスケジュールはこちらからどうぞ。
東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 18:56| Comment(0) | ここは上海なり

2017年05月08日

上海で進化する有料駐車場、もう現金は要らない

IMG_4033 (2).jpg
 上海ではもうすっかりマイカーが当たり前になり、クルマが人々の足になっているのですが、クルマ社会に欠かせないのが駐車場。有料駐車場といえば、駐車券を取って、出口でお金を払うというのが一般的ですが、今の上海はそのレベルを飛び越え、凄いことになっていますね。

 今や、中国では自動車のナンバーを自動的に読み取る技術は十分に活用されていて、駐車券がなくなった駐車場も多いですね。支払いの時にICカードなど電子マネーを使えば、確かに現金なしで支払いは完了できます。ただ、これだったら普通ですよね。

 まず、上海浦東空港の第2ターミナルの駐車場。ここではETCを使った駐車料金の支払いが実現しています。高速道路の料金所を通り抜けるのと同じ要領で料金の支払いが出来てしまうので、一番シンプル。とくに、海外から戻ってくるときは、人民元をたくさん持っていないこともあるので、ETCで決済してもらえたら便利です。現金レーンは行列していても、ETCは空いていることが多いです。

 そして、今日上海浦東金橋の某ショッピングセンターで体験したのは、スマホのAPPを使った支払い。

 駐車場に入ると、クルマのナンバーは自動的に読み取られます。

 駐車場に大きなQRコードが掲示してあり、そこからショッピングモールのAPPに入り、APPに自分のクルマのナンバーを入力し、すると駐車時間が計算されて、アリペイから支払いを予め済ませます。そして30分以内に駐車場からでると、自動的にゲートが開くいう仕組みです。
IMG_4060.jpg

IMG_4061.jpg

IMG_4062.jpg


 これだったら出口で小銭を出したり、おつりをもらったりすることがないので、スマートに駐車場から出られますよね。

 この方式にはちょっと感動しました。

 駐車場には、空いているかどうかを示すライトが天井に設置されていて、遠くからでも空きスペースがよく分かります。この仕組みも、日本に欲しいですね。
IMG_4063.jpg

 基本的に、どこでも人やクルマでいっぱいになる上海だから、なんでも簡略化しないといけない。日本みたいに人不足が原因で機械化が進むのではなく、大勢の人がスムーズに目的を果たせるようにすることは、いまの中国で最重要課題。しかもシステムを導入することで儲かるから、多くの人が知恵を絞るのだと思います。

 最近、日本に戻って感じるのは、確かにSUICAを使えるところは増えていますが、いまだにポイントカードとかも変わらないし、相変わらず個人商店では現金をジャラジャラポケットに入れての外出。20年前の日本は中国と比較してもそこそこ進化していたのに、今その当時とあまり大きな変化がないのが、なんとも残念に思えます。スマホが登場してきてから特に、日本の遅れが目立つように感じますが、どうでしょうか?

日本行きのスケジュールはこちらからどうぞ。
東和クリニック・中医科での担当スケジュール
posted by 藤田 康介 at 22:09| Comment(0) | ここは上海なり