2013年01月22日

2月3日にOPENする極楽湯

 崇明島の農園にいってきて、すっかりと冷え切った体を温めるために、昼間の非常に中途半端な時間にいつもの韓国系NewStarへいってお風呂タイム。これがまた結構賑わっている。駐車場も第一駐車場がほぼいっぱい。ここ上海では自由に仕事をしている人が多いということか、それとも単に人口がおおいためか・・・・。


 冬場に暖かいお風呂にはいることは、だんだんとメジャーになってきているように思います。温泉好き、風呂好きの私にはたまらない。冬の上海は寒いですからね。

 そして、2月3日にOPENするとアナウンスされている日系の極楽湯。



 崇明島からの帰りに、たまたま金橋で前を通ったのでみてみると、立派な看板がたっていました。我が家のうらの親指広場では、すでにクーポン券が配られていましたし、会員登録もできるそうで、さっそく家族分を登録しました。

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 NewStarとちがって、こちらは日本式を追求しているとのこと。お風呂上がりに8種類の浴衣が選べたりとか。肝心のお風呂は、高濃度炭酸泉や水素風呂、露天風呂、中医学の生薬をつかった薬草風呂なども。さらに、岩盤浴やマッサージなどもできるようになっているそうです。もちろん日本食のレストランも。駐車場も完備されているので、浦東新区での楽しみがまた増えました。

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 日本のお風呂文化が世界的に浸透すれば、お風呂に入るマナーも改善されるだろうし、マナーを守ることで、みんなが気持ちよくお風呂にはいれることを実感してもらえると思います。  

 でも、NewStarにいったときも思いましたが、中国人も裸のお風呂つきあいが好きそうで、みんな湯船に浸かりながら会話を楽しんでいました。ストレスがおおい上海でのリラックスは大切です。



【データ】極楽湯

 200台分の駐車場完備
 浦東新区新金橋路600号
  HP:http://www.gokurakuyu.cn/
 電話:021−38751245







posted by 藤田 康介 at 00:23| Comment(0) | 中国の温泉

2012年12月25日

上海浦東に韓国SPA・ニュースターがOPEN

 いやいや、ついに浦東にもOPENしました。待ってました!という感じです。 

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 上海在住の日本人の間でも、結構ウワサになっている韓国系SPA・NEW STARです。私も2010年に中国人の温泉仲間に教えてもらって以来、浦西までわざわざ出かけていたのですが、ついに浦東の我が家の近所にOPENしました。浦東の日本人学校エリアにも近く、お風呂好きの日本人も十分に利用できる清潔感あふれるSPAでした。(浦西のニュースターの様子は、こちらをご覧ください。)



 ちなみに、OPENに向けて着々と妻が準備を進めている「中医学・漢方の上海甘霖健康医療相談所(上海甘霖健康諮詢有限公司 )」は、営業許可証の取得できましたが、オフィスがここから2000歩ぐらいのところにあります。
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(内装もだいぶ形になってきました)
 相談所に出かけた帰りに、このニュースターの工事が始まっていることに気がついていたのですが、今日たまたま前を通ってみると、すでに営業を開始していました。

 聞いてみると、12月22日〜23日は無料で試験営業していて、24日から本格的に稼働しはじめたそうです。

 まず、設備があたらしいのが嬉しいですね。浦西の金匯店と比べるとちょっと小さめですが、浦西にある設備は浦東にもすべてあるといった感じでした。



 くつを脱いで施設に入るやり方は日本と一緒。こうしないと中国では絶対清潔感がでないと思います。ここでは脱衣場を初めとして、浴槽関係の施設はすべて地下にあります。

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 中国では掛かり湯をしないで入る人が多いのですが、ここではちゃんと監視員がついていて、まずはシャワーを浴びるように言われます。それ以外にも、日本式に座って体を洗えるスペースも確保されているのは嬉しい。シャンプーやリンスなどは完備されています。



 お風呂は男女別々なので、もちろん水着の必要はなし。男湯の場合、39℃、38℃、36℃ぐらいの各種お風呂の浴槽と、25℃前後のプール形式の浴槽、さらに子供用のお風呂もありました。奥には、韓国式の垢すりもあります。今回の私のお気に入りは、木の浴槽。日本のように檜風呂とはいきませんが、生薬檀香(白檀)を使った木のお風呂は良かったです。



 サウナは、乾式と湿式に分かれています。垢すり(別料金)をしてもらった後は、湿式のサウナに入るのだそうです。



 お風呂のあとは、2回の休憩室へ。温度60度前後の温室や、氷点下の氷室、よこにゴロゴロするスペースもあります。1回には韓国料理レストランもあるので、まったりとするのにはいいと思います。会計は、帰るときにまとめて支払うので、お財布を持ち歩く必要はありません。

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 さて、料金ですがお風呂だけなら88元。ただ、いろいろな割引券もあったりしますので、利用するとお得です。浦西でも使える会員カードは3000元より。3000元で300元のおまけがついてきて、しかも割引券も使えるという仕組みです。

 しかし、素晴らしいお風呂文化を持っている日本のSPAはどうして上海で広がらないのか。なんとも残念です。



 いずれにしろ、お風呂の力は絶大。しっかりと温もったら、仕事も元気百倍ですね!

 

【データ】上海市浦東新区東繍路288号
電話:021-5838-7771
HP:www.shnewstar.net 
posted by 藤田 康介 at 17:14| Comment(0) | 中国の温泉

2012年12月10日

江蘇省金鳳凰温泉度假村温泉

 上海エリアはもともと天然温泉がほとんど皆無に等しいのと、地下水のくみ上げ規制でそう簡単に温泉施設をつくることができません。よって、天然温泉を楽しもうと思ったら、浙江省か江蘇省,安徽省に行くことになります。今回、調べ物をしていてたまたま見つけたのが、この宿泊施設つきの金鳳凰温泉度假村温泉でした。

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 そもそも、中国の温泉施設といえば、水着着用の巨大プールタイプが多く、源泉掛け流しのお風呂に入れることはなかなかないのですが、温泉研究家の私としては、やはり源泉に素っ裸で、静かに入りたいところ。だとすると、客室内に浴槽があれば一番なのですが、なかなかそういう施設には巡り会えません。ところが、今回はありました!なかなかの満足度の高い温泉施設でした。

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 源泉温度は52℃。湧出量は1日約1200立方メートル。成分はナトリウム炭酸水素塩泉。日本の会社の温泉分析表もロビーに展示してあって、炭酸水素ナトリウムの濃度は655.3mg/lということなので、日本の基準からいっても、ナトリウム炭酸水素塩泉といっても問題ないと思います。研究機関の温泉分析表を提示している温泉は、中国では非常に珍しい。しかも、日本の研究機関の数字がでているのにもびっくりしました。

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 部屋にはいくつかのランクがあるのですが、お勧めは「湯屋」です。値段もお手頃で、1部屋が朝食2人分がついて700元代。2人で宿泊しても1人で宿泊しても値段は同じです。うちは3人家族なので、ベッドを足さない限りはこれも同じ値段です。広々とした部屋に、なによりも巨大な浴槽が魅力的。大人3人はゆっくり浸かることができます。もちろん、シャワーは別で、大きな洗い場もありました。この辺は、日本式を意識しているのでしょうね。

 この部屋に浴槽があるというのは大きい。もちろん、屋外SPAもあるのですが、そういうのはどこにいってもそう変わらないので今回はパスして、部屋の温泉を楽しみました。中国の場合、まず朝風呂に入る習慣がないので、温泉地に朝にいってもお風呂に入れない。その点、部屋にあれば自由に入れます。以前、広東省開平で入った赤水温泉も部屋に温泉を引いていました。やはりこの形式が一番うれしい。

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 さて、バスタブに源泉と熱水、冷水と3種類の蛇口を設置。つまり、源泉だけでもお風呂に入れるのですが、さすがに加熱していない源泉はぬるすぎました。でも、源泉を大切に使うという観点から、この蛇口方式もいいのではないかと。ただ、入るときにお湯を溜めるのに時間が多少かかります。ぬるい分は、お湯を足せばちょうど良い温度になります。

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 お風呂上がりは、かなりボリューム感のあるマッサージチェアも完備。私はあまり好きではないのですが、気持ちよさそうな感じがしました。(^_^)

 お湯の感触は、肌触りが柔らかい感じがします。ナトリウム炭酸水素泉の特徴でもあるのですが、温熱効果の持続性はすばらしい。半日ぐらいは十分に体がぽかぽかしました。優しいイメージのお湯ですので、ゆっくりとリラックスするのにはいいかと思います。



 ただ、何故かはわからないのですが、客室と浴室の間にドアがない。大きな窓があるので、換気はいいし、見晴らしも最高なのですが、部屋が湿気っぽくなってしまうのはちょっと残念でした。



 朝食は、別棟のレストランでビュッフエスタイル。中華料理がベースですが、野菜類が豊富で良かったです。



 アクセスですが、鉄道では行きにくいです。しかし、高速道路のすぐ近くに位置するのでクルマでは便利。上海からだと混んでいなければG15からS38とつなぐと、1時間40分ぐらいでいけます。S38の鳳凰ICからだと、15分ぐらいで到着しました。iPhoneのMAPにも正しく掲載されていましたので、スマホのナビでも大丈夫です。



 部屋のドアの問題以外は、満足度はかなり高かったです。妻の親戚もこのあたりに多いので、お墓参りのついでに温泉に入る楽しみができました!


【データ】金鳳凰温泉度假村温泉
HP:http://www.phenix-spa.com:81/
posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | 中国の温泉