2012年12月16日

上海の革工房でiPad mini用のケースを作る

 2010年ごろからお世話になっている上海烏魯木斉路(ウルムチ路)121号にある革工房「Yan Laeather Studio」は、ちょくちょく利用させてもらっています。ここの店員さんと革談義をするのも楽しみです。

 そもそも、ガジェット好きな私にとって、やはり自分にとって使い勝手のいいケースを作りたいというのがありまして、iPad 2で作ったケースは、3、4と使い続けています。中身が変わっても、大きさが変わらないのがAppleの良いところなので、気に入ったケースは今でも十分に使えます。使えば使うほど、馴染みが出てくるのがいいですね。

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 そして、今回のiPad miniの登場で、もう一つのサイズのものが必要となりました。使っているモデルがホワイトなので、思い切って黒色の革を使ってみました。カバーがないとiPad miniが薄すぎて、手を滑らせて落としそうになっていまいます。それと、冬の冷たい天気の日に、アルミの冷たさが手に伝わってきます。また、液晶部分にも革を使いました。これは、指紋がついても、革でこすれて使うときにはキレイになるからです。このやり方は、大きいiPadの時にも重宝しました。

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 職人さんと討論して、待つこと1週間。革の香りのする、良い質感のケースができてきました。なかなかの出来です。前回は、縫製が今ひとつだったので、今回は重点的にお願いしました。



 上海の街の楽しみの一つは、アイデアがあれば、それなりのものが作れてしまうと言うこと。コピーはイヤだけど、自分のデザインが形になってくるのは楽しいものです。



 ちなみに、革は中国の田舎にいけば、ヨーロッパにも負けないぐらいの良いのが手に入るのだそうです。今度出かけたら、捜してみたいと思います。



【データ】

Yan Leather Studio

上海市烏魯木斉南路121号(永嘉路)

電話:13764158335




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posted by 藤田 康介 at 00:23| Comment(0) | 趣味の世界

2012年12月08日

上海での香港版iPad mini CellularとiPad 4 wifi Cellular

 国慶節あけぐらいに上海でも香港版iPhone5が売られるようになりましたが、12月初めぐらいから香港版のiPad 4 wifi Cellularが、また7日ぐらいからこれも香港版のSIMフリーのiPad mini Cellularが登場するようになりました。さすがに、miniのSIMフリーのCellular版は人気があるらしく、香港から上海に入ってくるのに時間がかかっていました。

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 時を同じくして、上海の一般の電気店でも、7日ぐらいからWi-Fi版のiPad4とiPad miniが店頭で並ぶようになりました。ほぼ同時ぐらいにチャイナユニコム(聯通)でも、iPhone5の予約が始まっています。中国大陸のものはSIMフリーですし、香港のものは大陸で発売されるよりも早く手に入るので、その辺は便利だと。ちなみに、今のレートで計算すると、日本で買うのと値段があまり変わらないというのも魅力でした。

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 さて、そんなわけで私もさっそく香港版のSIMフリーの白色32GのiPad mini Cellularと黒のiPad4 Cellularを入手してきていろいろチェックしてみました。今回利用した店は、「学生手機」というお店で、上海駅前の不夜城の6階83号室にあります。電話でいろいろ問い合わせをして、一番反応が良かったお店なのでここに決めました。実際に行ってみると、なかなかこぎれいなお店。パット見た感じでは、ガジェットを売っているようにはみえないところがポイント。「学生手機」と言うぐらいだから、学生御用達の。。。とか思ったら、実は老板が劉学生さんという名前だからだそうで。

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 ちなみに前回かったiPad3は、実は購入所実に液晶に初期不良があったため、対応のいい店だったらすぐに交換してくれました。

 ガジェットを毎日のように使って仕事をしている私にとって、iPadは毎日の業務で欠かせません。調べ物にも使いますし、旅行するときはカーナビにもなります。なにより、日本経済新聞やAERAなど定期購読している電子版の雑誌が結構あるので、リーダーとしても大活躍しています。ただ、正直にiPad3と4の重さにはへきへきしていました。(ちなみに、iPad2はそこそこ軽くて良かった。)Retinaディスプレというのは確かに美しいし、日経新聞の紙面版を拡大しなくても読めるというのは結構なことだったのですが、でもやはりカバンにいれると重い。MBAとiPadが共存している状態でした。とくに、地下鉄で読書をするときはあまり気軽に使えなかった。

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そこで、今回登場したmini版。スペック的には落ちるし、Retinaではないからパスとかいろいろ言われていますが、iPad3や4を持っていたら、とくにRetinaである必要はないし、実際触ってみるととくに不自由しないことが判明しました。また、いままで使ってきたiPadの資源を、そのままコネクタを挿して置いておくと、あっという間に直接使えるようになるというのも魅力的。昔、Windowsパソコンを使っていたころ、新しいパソコンを買うたびに設定をやらされていたのと比較すると大違いです。

 何よりもminiのサイズがよろしい。このサイズがもっている魅力は、性能以上のものがありますよね。そういえば、MBAもそうだった。決して最先端のスペックではないけど、持ち運びがラク。結果的に、私が今まで買ったノートパソコンのなかで、最も長寿になりました。

 気にしていたPDFの読み込み速度ですが、とくに問題ないことも判明。もちろん、iPad4とは比較にはなりませんが。ただ、「軽い」という点で、iPad minの使用範囲はかなり広がりそうですね。

 ちなみにSIMカードですが、ちょっとややこしい。miniはiPhone5同様のナノSIMカードになります。チャイナユニコム(聯通)の場合、ナノSIMカードではデーター用の副カードを作ってくれません。つまり、現段階で通話用のSIMカードを持っている場合、データー用のナノSIMカードを作ってくれないので、再度電話番号を取得する必要があります。また副カードの場合は、月額基本料金の最低ラインは96元からです。私は、iPad系列用に電話番号を取得し、ナノSIMカードはiPad miniに、同じ電話番号のマイクロSIMカードはiPad4にいれています。でも、iPad miniの機動力を考えると、やはりCellularタイプではないでしょうか。

 これで、私のガジェットがすべてLingtningケーブルに変わりました。クルマでも充電できるようにコードも調達。しかし、値段は張りますが小型で裏表のないLingtningケーブルっていいですよね。きっとジョブズも早くから採用したかったのではないかと思います。




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posted by 藤田 康介 at 09:04| Comment(0) | 趣味の世界

2012年10月13日

HDMIを無線で飛ばす

 HDMI接続の機器が増えてきて、テレビとの接続も我が家ではHDMIになっていますが、なんといっても音声も画像も1本のケーブルで伝送できるというのは便利な話です。インターネットテレビもHDMI接続になったので、だったら1つの信号で、2つのテレビで見ることができないかいろいろ考えてみました。

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 結局落ち着いたのは、HDMI分配機(サンワサプライ VGA-HDSP2K)を使うことに決着。こちらは、ケーブルに接続したらすぐに使えましたが、電源の入れ方にコツがいりまして、テレビの電源を入れてから、分配機の電源を入れないと、画面の色が青くなるということが発生。分配機のせいかもしれませんが、電源の入れ方を間違えなければOKです。ちなみに、電圧は中国でもOKです。

 ただ、HDMIの太いケーブルを部屋中に這わせたくないので、無線でHDMIの信号を飛ばせないかと思ったら、ありました。ワイヤレスHDMIエクステンダー(サンワサプライ 400−VGA002)で、受信機と送信機がセットになっています。もちろん、電圧は中国でもOKです。

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 これも基本的に接続して電源をいれればすぐ使えるようになりますが、やはりこちらも電源の入れ方にコツが。先に受信側のテレビの電源を入れてから、送信機・受信機の電源をいれて、インターネットテレビを接続させて、テレビに電源をいれて、最後に分配機の電源をいれる、という順番でやれば、問題なく動きます。(この電源の入れ方を見つけるまでに、すこし苦労しました。

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 というわけで、個別に番組のチャンネルを変えることはできませんが、2台の液晶テレビでインターネットテレビを見ることには成功しました。今回の目的は、できるだけ多くの部屋で、日本語が流れているようにしたいということなのですが、ガジェットを活用するというのは楽しい。

 ところで、私は今回、サムスンとSONYの液晶テレビ(値段も大きさも同じぐらい)を使って信号を分岐させたのですが、今改めて比較して画面をみると、SONYのほうがクリアに映っていますね。今回日本で買ったノイズキャンセリングヘッドホンといい、最近のSONYはいまさらながらなかなかいい物を作っているという印象をもちました。またまた色々な楽しみが。。。。。

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posted by 藤田 康介 at 00:23| Comment(0) | 趣味の世界