国慶節あけぐらいに上海でも香港版iPhone5が売られるようになりましたが、12月初めぐらいから香港版のiPad 4 wifi Cellularが、また7日ぐらいからこれも香港版のSIMフリーのiPad mini Cellularが登場するようになりました。さすがに、miniのSIMフリーのCellular版は人気があるらしく、香港から上海に入ってくるのに時間がかかっていました。

時を同じくして、上海の一般の電気店でも、7日ぐらいからWi-Fi版のiPad4とiPad miniが店頭で並ぶようになりました。ほぼ同時ぐらいにチャイナユニコム(聯通)でも、iPhone5の予約が始まっています。中国大陸のものはSIMフリーですし、香港のものは大陸で発売されるよりも早く手に入るので、その辺は便利だと。ちなみに、今のレートで計算すると、日本で買うのと値段があまり変わらないというのも魅力でした。

さて、そんなわけで私もさっそく香港版のSIMフリーの白色32GのiPad mini Cellularと黒のiPad4 Cellularを入手してきていろいろチェックしてみました。今回利用した店は、「学生手機」というお店で、上海駅前の不夜城の6階83号室にあります。電話でいろいろ問い合わせをして、一番反応が良かったお店なのでここに決めました。実際に行ってみると、なかなかこぎれいなお店。パット見た感じでは、ガジェットを売っているようにはみえないところがポイント。「学生手機」と言うぐらいだから、学生御用達の。。。とか思ったら、実は老板が劉学生さんという名前だからだそうで。


ちなみに前回かったiPad3は、実は購入所実に液晶に初期不良があったため、対応のいい店だったらすぐに交換してくれました。
ガジェットを毎日のように使って仕事をしている私にとって、iPadは毎日の業務で欠かせません。調べ物にも使いますし、旅行するときはカーナビにもなります。なにより、日本経済新聞やAERAなど定期購読している電子版の雑誌が結構あるので、リーダーとしても大活躍しています。ただ、正直にiPad3と4の重さにはへきへきしていました。(ちなみに、iPad2はそこそこ軽くて良かった。)Retinaディスプレというのは確かに美しいし、日経新聞の紙面版を拡大しなくても読めるというのは結構なことだったのですが、でもやはりカバンにいれると重い。MBAとiPadが共存している状態でした。とくに、地下鉄で読書をするときはあまり気軽に使えなかった。


そこで、今回登場したmini版。スペック的には落ちるし、Retinaではないからパスとかいろいろ言われていますが、iPad3や4を持っていたら、とくにRetinaである必要はないし、実際触ってみるととくに不自由しないことが判明しました。また、いままで使ってきたiPadの資源を、そのままコネクタを挿して置いておくと、あっという間に直接使えるようになるというのも魅力的。昔、Windowsパソコンを使っていたころ、新しいパソコンを買うたびに設定をやらされていたのと比較すると大違いです。
何よりもminiのサイズがよろしい。このサイズがもっている魅力は、性能以上のものがありますよね。そういえば、MBAもそうだった。決して最先端のスペックではないけど、持ち運びがラク。結果的に、私が今まで買ったノートパソコンのなかで、最も長寿になりました。
気にしていたPDFの読み込み速度ですが、とくに問題ないことも判明。もちろん、iPad4とは比較にはなりませんが。ただ、「軽い」という点で、iPad minの使用範囲はかなり広がりそうですね。
ちなみにSIMカードですが、ちょっとややこしい。miniはiPhone5同様のナノSIMカードになります。チャイナユニコム(聯通)の場合、ナノSIMカードではデーター用の副カードを作ってくれません。つまり、現段階で通話用のSIMカードを持っている場合、データー用のナノSIMカードを作ってくれないので、再度電話番号を取得する必要があります。また副カードの場合は、月額基本料金の最低ラインは96元からです。私は、iPad系列用に電話番号を取得し、ナノSIMカードはiPad miniに、同じ電話番号のマイクロSIMカードはiPad4にいれています。でも、iPad miniの機動力を考えると、やはりCellularタイプではないでしょうか。
これで、私のガジェットがすべてLingtningケーブルに変わりました。クルマでも充電できるようにコードも調達。しかし、値段は張りますが小型で裏表のないLingtningケーブルっていいですよね。きっとジョブズも早くから採用したかったのではないかと思います。

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posted by 藤田 康介 at 09:04|
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