
秋も深まってくると、上海生活で気になるのが大気汚染。PM2.5値が日本では考えられない数字になる季節です。
N95マスクとか、空気清浄機とか、PM2.5測定器とかいろいろ準備が必要になります。

今年は、SHARPの技術で作られた、日本のAMAZONで入手した「airmon」が大活躍しています。iOS用にアプリがあり、測定器本体にあるQRコードを読ませると、Bluetoothで接続ができてしまうなかなかの優れものです。USBで充電できるので、持ち運びも便利です。
そんな中、11月3日は予想通りの大気汚染となり、PM2.5値は軽く100㎍/㎥を超えました。同時期の奈良と比較と5〜10倍の濃度になります。
喘息とかを持病に持っている人はもちろん、健康な人でも気にしないといけない数字です。よく、自分はタバコを吸っているから関係ない、という人に出会いますがそれは間違いで、大気汚染+タバコで呼吸器系にはダブルのダメージになるのです。

ちょうど、診察のない日だったので、少しでも空気の良いところを目指して、長江河口に浮かぶ崇明島までクルマを走らせました。我が家からだったら1時間弱のドライブです。

島の東の端の、いつもの場所にクルマを止めてPM2.5値を測定すると、予想通りに数値はかなり低め。毎回そうですが、半分以下になります。海に近いので、かなり強い風が吹いているのも有利なのでしょう。

妻と一緒に、2時間ほどウオーキング。山がないので凹凸感に欠けますが、湿地帯があったり、湖があったりして、気分転換にはもってこいです。

帰宅時、たまたま崇明島のひまわり畑に通りかかる。ちょうど収穫時期で、農家の人に声をかけたら、立派なひまわりをお裾分けしてもらいました。我が家のリスの餌にちょうど良いです。

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