夏休み時期の中医クリニックは例年時間的余裕があるはずが、今年はなぜか中国人の患者さんが多く、忙しい状態が継続中。
なんとか診察を30分オーバーで終了できた(こんな日は珍しい)ので、その足でタクシーに飛び乗り、浦東で習いモノにいっている娘を向かいに行き、夕暮れ時の環球金融センターからの夜景を狙いに陸家嘴へ走りました。
頑張ったのですが、到着したのが19時すぎ。期待していた時間よりもすこし遅めになってしまいました。環球金融センターの入場料は一番高いところまで行って150元なのですが、なんとか安くできなかと考えていたら、団体さんで2人の欠員ができたとガイドさんの話。「お、ラッキー!」と思い、交渉すると団体チケットを一人130元で購入。2人なので合計40元の割引き。いいじゃないですか。
予想通り、三脚をもって最上階昇ってきている人が沢山いました。その三脚の隙間に私もカメラを抱えて写真をとりました。ガラス越しなので、うまくとれるか心配でいたが、そこそこの仕上がりになりました。(写真を見て下されば、違いが分かるかと思います。)
私の希望は、やはり夕暮れ時の写真を撮りたい。今回はちょっと遅かったので、次回またチャレンジしようと企んでいます。
iPhone 4Sでも写真は悪くないのですが、やはりニコンの一眼レフで撮った写真のほうが当然切れがいいですね。某メーカーのコンデジも持っていったのですが、こちらはガラス越しからでの撮影では全然だめでした。ついでに、浦東方面の我が家がある方角も写真に収めましたが、さすがに真っ暗でした。
せっかく環球金融センターまできたので、上海生活17年にして1度も入るチャンスがなかった鼎泰豊(ディンタイフォン)にいってみようということになりました。小籠包が美味しいと言われているお店。台湾系で、いまでは高級シャオチーの分類に入り、日本人にとっても非常にお馴染みのお店かと思います。
こだわりの高級シャオチーといえば、我が家の近くのケリーセンターにも有心があります。値段的にはいい勝負です。
しかし、小籠包5つで30元を超えるというのは、上海の常識からすると凄いことです。つまり、1個100円ぐらいする小籠包なのです。もちろん、味はそこそこいいので、食べに行って失敗することはないと思いますが、何回も食べに行くかな?と思えば、近所の「有心」でいいや、となるわけです。
考えてみれば、以前は量を追求していたこともあったのですが、最近では質や食べる環境を重視するようになってきました。上海でも異なるニーズに応えられるようになってきたわけですが、昔ながらの量を追求するお店も減ってきたのは残念です。
シャオチーが庶民の手から離れてくると、何となく寂しく感じます。少なくとも、昔の上海の伝統的なシャオチーをしっている妻からすると、ここの小籠包も特段すごいわけでもないのだそうです。
小籠包といえば、無錫のも特色があっていいですよ。
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