2018年01月24日

冬の中国ハルビン、雪と氷の祭典はなかなかお薦め

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 2018年1月22日〜25日まで黒竜江省の省都、ハルビン(哈爾浜)まで行ってきました。

 南方の上海からは意外と近く、直行便で2時間半。寒いと行ってもまだ0℃以上はあった上海から、一気に氷点下30℃の世界へ飛ぶのはなんとも不思議な感覚です。飛行機が着陸するアナウンスが入る頃には、眼下は一面の銀世界でした。

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 到着して、飛行機の外に出るとまず感じるのが身を切られるような寒さ。上海での防寒対策程度では全然太刀打ちできないことが即刻分かりました。ユニクロとかの軽いダウンでは、すぐに体が寒さを感じてしまいます。そこで、まずは空港内の更衣室で着替え。これはとてもとても大切なことであることを実感しました。

 空港は市内中心部から結構離れていますが、リムジンバスが便利です。1時間ちょっとで市内まで行けます。

 ただでも寒い上海なのに、なぜわざわざ厳寒期のハルビンに行ってきたの?とよく聞かれるのですが、中国の北国の冬は一度体験してみる価値はあると思います。北海道ともまた違う冬の楽しみ方です。

 そして、この時期はハルビンでは氷の祭典が行われています。

 巨大な雪の彫刻があり、そり遊びなども楽しめるハルビン太陽島国際雪彫芸術博覧会と、氷の祭典であるハルビン氷雪大世界の2つの会場がお薦めです。後者は会場もかなり大きく、入場者も圧倒的に多いです。


ハルビン太陽島国際雪彫芸術博覧会

ハルビン氷雪大世界

 交通アクセスですが、市内から少し距離があります。

 私はまずタクシーで太陽島国際雪彫芸術博覧会の会場に行き、夕方から太陽島のシャトルバスを使って氷雪大世界へ行き、さらに夜はシャトルバスを使って、ハルビン市中心部にまで戻ってきました。何れのシャトルバスも分かりやすいところから発着していました。なお、ハルビン市内のタクシーは、地元の人に対しても乗車拒否が多いので、べつに気にする必要はないです。辛抱強く待てば載せてもらえます。

 とにかく外は最高気温では零下20度、夜になると零下30度ほどですので、しっかりと防寒をしていてもなかなかの寒さです。

 私は上下つなぎのダウンスーツで行きました。周りから大げさと笑われましたが、これは超暖かかったですよ。スキーウエアだけで震えている人もよく見かけたので、十分な対策は必要です。また、低温でスマホがシャットダウンしてしまうので、スマホにもカイロを貼っておくのは地元の人の知恵ですね。

 太陽島の雪彫芸術博覧会は、サラサラの雪を堪能できます。会場の池も見事に凍っていて、自転車に乗ったり、そり遊びを楽しんだりできます。特に、子供はそり遊びを楽しかったようです。周りには犬ぞりやスノーボービルの運転体験などをするところもありました。

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 一方で、氷雪大世界は夜がお薦めです。夜のライトアップが非常に美しく、堪能できました。

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 会場内はピザハットやKFCなど様々な飲食店も充実しており、寒くなれば屋内に入って暖まれば良いでしょう。

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 そりを楽しむコースは会場内に色々ありますので、簡易タイプのそりを持っていけば、結構楽しめます。会場内でもどことなく「行商人」が売っていました。

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 ここまで冷え込むと、雪や氷は一切溶けません。触ってみるとまるでツルツルのガラスのようです。今までの氷のイメージと全く違う代物になっています。雪もべちゃべちゃしないので、触っていても気持ちいいぐらいでした。厳寒の冬では雪や氷があっても「水」が一切存在しない世界で、とても不思議でした。そりゃリュックに入れていたペットボトルの水が凍っていましたからね。

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 会場内は雪と氷の世界なのですが、そこまで滑ることもありません。以外と歩きやすかったのが印象的です。

 厳寒の屋外とはいえ、会場内では様々なイベントもあり、歌って踊って盛り上がっていました。

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 ここハルビンの氷の祭典は、なんと世界三大雪まつりの一つ。

 関西空港からでも直行便で3時間ほどで行けますし、ぜひ一度訪れてみる価値があると思います。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | 中国旅行記

2018年01月22日

冬1月のハルビンでの屋外観光防寒対策

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 2018年1月22日〜25日までハルビンに行ってきました。
 厳寒期のハルビンに行くときの、特に氷祭りなど観光で長時間屋外に出るときの防寒対策をご紹介しておきます。

 この時期、昼間でー15〜ー20℃ぐらい、夜でー25〜ー35℃ぐらいまで冷え込みます。温暖化で暖かくなったとはいえ、それでもこの寒さのレベルはさすがハルビンです。我が家でも色々工夫をしました。

 まず足下ですが、スキー用の分厚い靴下と踝より上ぐらいまでモコモコのスノーブーツは必携です。あまりにも気温が低いので、氷で滑るということよりも、とにかく足下の寒さ対策が大事で、靴下に貼るカイロがあれば完璧です。革靴とかスニーカーでは全く歯が立たないので、慣れた人以外は避けた方が無難です。特に足先の冷えは、外での行動全体に影響を与えます。

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 インナーですが、綿系のものは避けた方が無難です。部屋の中と外の温度差が酷い時は50℃ぐらいあるので、汗が出てもすぐに乾く材質が理想です。そして、ペラペラのスキーウエア上下程度ではハルビンの極寒の風に太刀打ちできないので、その上にさらにダウンが理想です。かならずダウンの充填されたフードつきのもの、そして丈が長いのが良いと思います。ハルビンではよく見かけたスタイルでした。

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 私自身は上下が繋がっているダウンスーツ(ヒマラヤンスーツ)をもって行きましたが、これはかなり正解で、滅茶苦茶暖かい!羽毛布団を着ている感じで、中にはジャージ上下+長袖インナー上下で全く寒くなかったです。そこまでしなくても、ダウンのパンツを履いている人も結構見かけました。それぐらい寒いのです。

 さて、頭ですが帽子とマスクは必携です。ダウンのフードの中に、出来たら顔全体を覆えるような帽子があれば尚更良いと思います。但し、普通のマスクではとても冷気に対応出来ず、冷気で呼吸が苦しくなったり、顔が痛くなったりします。そこで、顔全体を覆えるモノが良いと思います。鼻も外に出していると痛くなりますし、鼻水でも出るとすぐに凍ってしましました。

 厄介なのがメガネで、鼻息で曇りやすくなります。一旦曇ってしまうと、曇った矢先からメガネに氷が張り付きますので、そう簡単に取れません。今回のハルビン行きで最も苦労したのが実はメガネ対策でした。曇り止めも大切ですが、如何に鼻からの空気を外へ逃がすかも考える必要があります。

 手袋は2重にするのが鉄則。防水・防風性の高い保温性の高い手袋の中に、スマホ操作ができる手袋をつけるのがよいと思います。間違っても、手袋を外して、素手でスマホ操作をしようとは思わないで下さい。子供の場合、手はとても冷えやすいので、手袋の中にカイロもありだと思います。極寒のなかでの手の冷たさもとても辛いモノがあります。

 スマホの防寒も忘れずに。写真を撮ろうと思ったら、寒さで落ちてしまうことも。そこで、スマホにカイロを貼り付けている人もよく見かけました。

 でも防寒対策をしっかりとして外に出ると、そこには南方ではまず体験できない、中国東北地方の自然の魅力がいっぱいです。白銀の世界とサラサラの雪、そしてキリッと身が引き締まるような冷たい空気は、一度は体感してみたいところですね。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | 中国旅行記

2017年12月31日

2018年は上海竜華寺の除夜の鐘と初詣でスタート

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  我が家が上海に居るときに毎年初詣に行くのが上海竜華寺。
 上海市内中心部にはいくつか有名なお寺があるのですが、上海市内で最も規模が大きく、歴史が古いお寺が竜華寺で、伝説では1700年前に、呉の国の孫権が、母親のために建てたとも言われています。地元では、健康を祈願する竜華寺、商売繁盛の静安寺、立身出世の玉仏寺とも呼ばれています。

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 元旦の竜華寺と言えば除夜の鐘つきイベントが有名で、私が上海に来る前の1991年から行われていて、今やすっかり上海市の新暦の大晦日の定番イベントになっています。もちろん、中国では春節こそが新年という人が大部分ですが、上海では外国人も多く、12月31日の大晦日カウントダウンや除夜の鐘もすっかり定着した感じもします。

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 ところが、大晦日の拝観料は400元(約6800円)ととんでもない値段。20数年も上海で暮らしておきながら、私も行ったことがなかったのですが、今回は年初から政府からのご招待のチャンスがあり、それでは!ということで行ってきました。ただ、日本人をなんとか22人連れてきて、私自身が舞台に立ってイベントに参加して欲しいという依頼つきで。

 実は、この除夜の鐘は、単に竜華寺のイベントではなく、新年早々の区政府の観光イベントの一環。そこで世界各地の観光客を招待するための枠があるのだそうで、区政府に勤めている上海人から新年早々の任務を頂いたというわけでした。

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と言うわけで、うちのクリニックからも募集をかけ、スタッフのほかにも興味のある患者さんや日本人の留学生も含め、20人で出掛けました。

 数千人が入る大きな講堂でのイベントですので、お寺の境内に入る安全検査も厳しい。しかし、屋根付きの施設ですので、言うほども寒くなく、前座に歌あり、踊りありで結構楽しめました。

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 その中でも、圧巻だったのが僧侶による読経。大きな木魚のリズミカルな音をバックに、ドライアイスがモクモクと立ちこめ、肩書きが沢山有る僧侶達が檀上から降りてきて、参加者に水をまくというもの。みんなその水しぶきを少しでも感じたいと必死です。

 そして、外国人代表として記念品の贈呈式。まさか、新年早々舞台に上がるとは思いもしませんでした。頂いた記念品は、上海ならではの文具セット。環球金融センターは栓抜きのほうが良いとは思うのですが・・・・。

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 最後は、鐘つきイベント。境内には2箇所に鐘が設置されていて、このうち講堂内に設置された鐘をつきに、行列を作ります。とはいえ、ここは中国。鐘つき希望の人たちが、今か今かと殺到するので、混乱が発生しないように、人員整理にはもの凄く気を遣っていましたね。ガードマンや公安も待機していました。

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 さて、〆は恒例の年越しそばならぬ、年越し麺。
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 上海エリアでは蕎麦を食べる習慣はあまりありませんが、長寿や健康を祈って、麺を食べる習慣はあり、とくに年末年始、春節前後には、肉類を一切使わない精進麺を食べること多く、この時期は竜華寺でもボランティも出動して、参拝客に麺を振る舞うことになります。

 素朴なのですが、具も沢山入っていて美味しいもので、我が家でも初詣に行くときは必ずいただきます。

 2018年も一年間無事に過ごせますように。


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posted by 藤田 康介 at 00:00| Comment(0) | ここは上海なり